2006年02月28日

スピーカーほしいなぁ

ステレオはリビングにおいているのだが寝室にもほしくなった。

予算5万円以内で購入できるスピーカー(2本で)を調べてみると意外に気に入る物がない。
大手メーカーはいつの間にかピュアオーディオから撤退して、ホームシアターに主力を移し細長いスピーカーが主になっている。
超高級品はまだまだ健在だが、5万円前後の品は少なくなっている。

その中でモニターオーディオの4万円のスピーカーがなかなか良さそうでちょっと欲しくなっている。
能率も90dBあるので、寝室でなら作製予定の6V6シングルアンプでも鳴らせそうだ。

お小遣いを数ヶ月貯めたら買えそうだけど、かみさんの了解を得るのが先だな。
  


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2006年02月23日

プリアンプの振動対策(3)

私のプリアンプは作製して10年以上経ち、今見ると少し手を入れたい所もあるのだが、暇とお金と根性がないので、そのまま使っている。

このアンプは次のような代物である。
(1)構造的には2階建てで上下に左右チャネルを振り分けてある。
(2)奥行きを短くしてパネル面に付いたセレクターまでシールド線は使っていない。
(3)真空管はサブパネルに付けて横に寝かせてある。
(4)2球式でイコライザーは付いていない。
(5)電源は別筐体

上下2階建て構造はクロストーク対策からも良い思う。(クリスキットMK8と同じ構造)
ケースはタカチのOSシリーズであるが次のような振動対策をしてある。
まず、ケースの側板はスリットに入れる構造になっているので叩くと少しガタがある。
ボリュームを最大にして側板をはじくとスピーカーから振動音が聞こえるのでガタが無くなるようボンドG17で内側から固めた。
次に天板と底板であるが、ここはネジ止めになっていて叩くとやはり振動音が聞こえるので、裏側からブチルゴムを貼り付けた。
最後にゴム足をソルボセインという素材の足に変更した。これは、柔らかい素材で振動を吸収する効果がある。
以上の対策をした結果、よりクリヤーな音質が得られるようになった。

このアンプは増幅部に電解コンデンサー(ブラックゲート)を一個だけ使っているのでモデルチェンジするときは電解コンデンサーレスにしたいところだ。  


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2006年02月20日

プリアンプの振動対策(2)

プリアンプの構造としてサブシャーシーに真空管をとりつけ、ゴムで浮かすやり方がある。
これは、電源トランスの振動を避けるのが主な目的になる。
電源トランスに耳をつけるとブーンという、うなり音と振動が感じられる。
電源トランスと、真空管が同じシヤーシーに乗っているとトランスの振動が真空管に伝わることになり、音質に影響する。
また、トランスが一緒だとトランスからのリーケージフラックスで思わぬトラブルを招くことがある。

話は違うが、昔の真空管式ラジオはバリコンという選局のための部品が付いていたが、必ずゴムブッシュで浮かして取り付けられていた。
バリコンはアルミ板を重ね合わせた構造で一つの電極が回るようになっていて容量を変化させることで選局が出来る部品だ。
このバリコンにトランスの振動が伝わると、容量が微妙に変化して安定度が悪くなる訳だ。
大昔のラジオでさえこのような対策を取っているので現代版アマチュア自作プリアンプでは何らかの対策が必要と考える。

もっとも鉄のケースにエポキシ充填した完全密閉型の電源トランスなら問題は少ないはずだがそのようなトランスは入手がむずかしくなっている。

一番手っ取り早い解決策として、電源とアンプ部分を分けて別筐体にする方法がある。

私のプリアンプは、密閉型のトランスを使っているが、さらに別筐体にしている。

つづく  


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2006年02月18日

プリアンプの振動対策

真空管は構造的に振動に弱いことは、どんなオーディオマニアでも異論はないだろう。
高性能の真空管式プリアンプの作製が難しいのは、構造的、根本的な問題が少なからずある。

管球式プリアンプをお使いの方は次なようなテストをして振動対策が必要か確かめる事ををお勧めします。

まず、プリアンプ、パワーアンプの電源を入れる。
次に入力に信号を入れずにプリアンプのボリュームをぐっと最後まで回す。
ボリュームを回しきると、ストッパーあたり、これ以上回せない状態になるが、ストッパーに当たったときにカーンというような音がスピーカーから聞こえるようだと、何かしらの対策が必要になる。
さらにフルボリュームの状態でプリアンプの筐体を指(爪)ではじき、同じようにスピーカーから出てくる音を確認する。

カン、カンという音がコツ、コツと言うくらいの音になるまで振動対策をするとかなりの音質改善効果が期待できる訳だ。

つづく  


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2006年02月12日

CDプレーヤーの改造

コメントにもありましたが、(安い)CDプレーヤーは改造すれば必ず音が良くなる。

一番効果があるのは出力のカップリングコンデンサーの取り替えだろう。
私の場合、購入したそのままの状態では綺麗な音だが力がない音に聞こえたのでここをブラックゲートコンデンサーに取り替えた。
これだけで激変、音に厚みが出て普通に聞く分には十分満足なレベルになった。

しかし、しばらく使っていると色々不満が出てくるのでこんどは、基板にうじゃうじゃついている安っぽい電解コンデンサーを全てOSコンデンサーに変えた。
これも出費した分の効果があり、細かい音がよく聞こえる(楽器が増えたような感じ)ようになる。

最終的には、出力のカップリングコンデンサーは取り去って直結とした。
これは私のプリアンプの入力が直接ボリュームに繋がっていないので多少のオフセットがあっても問題がないため直結にしたのだが一般的には勧められない。

あと、ピックアップのレンズの周りに色を塗った。(これはオカルトというか効果は分からない)

とりあえず、これで満足している。

その他に考えられるのは、
・電源のダイオードをファーストリカバリタイプがショットキバリアータイプに変える。
・電源のコンデンサーをブラックゲートにして容量を増やす。
・水晶を高精度の物に変える。
・基板のパターンを銀線で裏打ちする。
・筐体の内側にブチルゴムを貼り付け振動対策する。
・足をTAOCに変える。
などだが、根性がないのでそのままにしている。

5万円のCDプレーヤーだと壊れても自分のせいで納得が行くが、もし30万円のCDプレーヤー(買えないが)だったらたぶん改造する勇気ないだろうなぁ。
小市民ってやつだ。  


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2006年02月11日

真空管アンプの可能性(その2)

電解コンデンサーがアンプの音に大きな影響を与えると言うことはどんなマニアでも異論はないだろう。

真空管アンプで電解コンデンサーを使わない方法が無い物かと思っていたら最近は容量の大きなフィルムコンデンサーが簡単に手にはいるようになって来たので今回のアンプ作製になった。
47μF600Vのフィルムコンデンサーなんて20年前は売っていなかった。
しかし、今ではこれを使うと電解コンデンサーレスの管球アンプが簡単にできるのだ。
しかも、高耐圧大電流のパワーFETなんてたったの200円、安定化電源も簡単にできる。

逆に考えるとトランジスタアンプでは電解コンデンサーレスは不可能に近い。
10,000μF60Vのフィルムコンデンサーなんて何処にも売っていないのだ。
今まで電解コンデンサーを使わないアンプとして自動車のバッテリーを電源にしたトランジスタアンプを使っていたのだが、2A3PPアンプが出来てからはすっかりお蔵入りになってしまった。
(夏になれば復活するかもしれないが)

もう少し高級な出力トランスとKT-88やEL-34プッシュプルによる電解コンデンサーレスのハイパワーアンプなら市販のトランジスタアンプにひけを取らない物が出来そうな気もするのだ。
まあ、予算をどこから捻り出すかのかという問題にもなりますが…  


Posted by はりー at 19:03Comments(0)

2006年02月10日

真空管アンプの可能性

すーっと真空管アンプはトランジスタアンプにはかなわないと思ってるわけであるが、今回久しぶりに管球アンプを作ってみて、もしかしたら市販のトランジスタアンプより良い物がアマチュアでも作ることが出来るかもしれないと感じている。

基本的にはアマチュアが作る自作の小出力のアンプは使い物にならないと思っている。
6BM8超3結出力2Wのアンプを1年前に作ったのだが、これはスケールが小さく聞こえトランジスタアンプに戻していた。
予算2万円の割にはとか、トランスが小さい割にはとか、出力2Wの割にははとか、何かしらの「~の割には」を付ければ良い音という評価になってしまう。
上記のアンプは「総額2万円の自作アンプの割には音が良い」という評価だ。

いろいろなホームページで自作のアンプを紹介しているが、2A3シングルアンプで音がすばらしいというのは眉唾物だろう。
評価にバイアスが掛かっていると思った方がよい。
どこかに「~の割には」がないかよく見た方がよい。

しかし、真空管の高電圧、小電流を逆手に取れば反撃の可能性があると思っている。
その鍵を握るのが電解コンデンサーだと思っている。

つづく  


Posted by はりー at 20:57Comments(5)

2006年02月07日

著作権

過去の記事でCDのジャケットの写真を入れてあったので写真を削除した。
スナップ写真のつもりで周りの物も少し写してあったが、やはり著作権上問題がある。

実は、CDのジャケット写真と感想を書くのが一番手っ取り早いコンテンツではある。
いまだにこのようなホームページやブログがいくらでもある。
今のところ訴えられたという話を聞かないので「みんなで渡れば怖くない」状態になっているのだと思う。

そのうち問題になりそうなので、気づいた時点で撤去したわけだ。
プログサイトの利用規程でも具体的例として標示すればよいと思うがいかがなものだろうか。  


Posted by はりー at 19:20Comments(0)

2006年02月05日

電話工事

光プレミアが開通した。
今までBフレッツファミリーだったので、工事は家の中にある装置を取り替えるだけであった。
光電話も入れた。今までの加入電話は休止した。
所要時間20分程度。

CTUという装置の設定は、CDからパソコンにソフトをインストールしないといけない。
一般的なルーターのようにブラウザで画面を呼び出して設定することは出来ない。
(というかよく調べないと分からないようになっている)
パソコンにソフトをインストールするのは嫌いなので、どうにかならないかと調べたが面倒だったので仕方なくインストールした。
設定は非常に簡単でIDとパスワードを入れるだけだった。
あとで、今まで使っていたプロバイダのIP電話を生かすために接続とルーターの設定をちょっと変えて全てOK。

光プレミアはネット接続の決定版みたいな商品なので、当分は新商品無しでお願いしたい。  


Posted by はりー at 16:55Comments(3)

2006年02月04日

CDの録音レベル

タイトルのような表現をするのかよく分からないが最近のCDは音が異常に大きい。
私は歌謡曲でもジャズでも音楽は何でも聴くのだが、以前CD-MDラジカセを修理したときに妻が変な事を言い出した。
「音は飛ばなくなったが音が小さい、まだ直っていない」。
かけていたCDが松山千春の古いCDだった。確かにボリュームを上げないと音が出ない。
ゆずのCDと比べると明らかに音量が違う。
テレビ放送でCMになると急に音が大きくなるのと同じような感じだ。
色々CDを取り出して音を聴いて調べてみると最近のCDは平均的に音が大きく、多少詰まったような感じに聞こえ物もある。
CDラジカセやカーステレオで聴く分には都合がよいようだが、本格的なオーディオ装置で聴くと上記のような不満になる。
ひと言でいえば「デリカシーが無い」と言ったところだろう。

昔のCDの方が音がよいのではないかと思うのは私だけだろうか。
特にエンファシスがまだ掛かっていたときの頃の物が良いように思う。

いつ頃から音が大きくなったのか暇なとき調べてみよう。  


Posted by はりー at 17:50Comments(0)

2006年02月01日

次の工作

実は2A3アンプを作る前に、6V6シングルアンプと6GW8シングルアンプを計画していて部品もある程度調達していたのだが、いまいち工作意欲が湧かず、2A3に走ってしまった訳だが、とりあえず目的達成したので次は上記のどちらかに取りかかろうと思っている。

小さなシングルアンプはなかなか実用にならないので、ほんのお遊びと言うことで理解している。

真空管オタはバックロードホーンとか大きな箱に入った古いタイプのシングルコーンスピーカーなど大抵特殊なスピーカーを持っているようだが(私自身、大昔のスピーカーを使っている)、こういうスピーカーだとシングルアンプでもなんとかなるのだろう。
しかし、一般的なスピーカーではシングルアンプはほとんど使い物にならないこともあり、躊躇していたのだ。
一応リファレンス的な物が出来たので、後はお遊びを楽しむ事としよう。

しばらくは、オーディオ雑感的な事を書いていこうと思う。
  


Posted by はりー at 21:03Comments(0)