2008年07月12日

高域特性

実験では高域のカットオフは約250kH程度となった。
姑息な手段ではあるが、さらに高域を伸ばす方法がある。

初段のカソード抵抗にパラに小容量のコンデンサを入れるのだ。
3000pF程度のコンデンサを入れてカソード抵抗とのカットオフ周波数が
250kH程度になるように調整すると、この周波数から電流帰還がかからなくなり
見かけ上周波数特性が拡大する。
シミュレーションでは400kH程度まで伸びる。
だだし、位相の問題もあり単に高域特性を伸ばせばよいというわけでもないので
最終的には安定度など確認しながら調整しようと思う。
  


Posted by はりー at 19:02Comments(0)EL34

2008年07月05日

高域補正

PK分割回路をシミュレーションするとき、出力に容量を負荷しなければ上下とも周波数特性は一致する。
しかし、数pFでも両方の出力に負荷すると周波数特性に差が出る。
これは出力インピーダンスが上下で違うのが原因で下側(カソード側)に数pF多く負荷すると周波数特性がそろって来る。
そこで、カソードの負荷抵抗に5pF程度のコンデンサを並列に入れて様子を見ようと思う。
実験用のコンデンサを持ち合わせていないので、実物用と合わせて実物用のCRを通販で入手しなくては…


  


Posted by はりー at 18:11Comments(0)EL34