2008年03月09日
初段のシミュレーション
第一ポールを出力段に置く「黒川式アンプ(出力段位相補正型)」にするには初段は数百kHz以上まで延ばしたいところだ。
これまでのシミュレーションの結果から初段の負荷抵抗は100kΩ以下が最低ラインになる。
ところが、5極管の電圧増幅回路では負荷抵抗が大きい方がゲインが大きく歪は小さくなる。
初段のB電圧をオリジナルST-70と同じ300Vとすると負荷抵抗100kΩでは歪が大きく最適なポイントが探せない。
また、スクリーングリッドへ抵抗1本で電圧を供給するとここも最適ポイントを探すネックになる。
そこで、まずスクリーングリッドの電圧をツェナーダイオードで固定してシミュレーションをしてみた。
結果は
1、スクリーングリッドの電圧を高くすると歪が大きくなる35Vから40Vくらいで十分。
2、B電圧は200V程度で十分な出力が得られ歪も少なくなる。
3、プレード電圧はPK分割段と直結になるので100V程度が良い。
以上の事が分かってきた。
これまでのシミュレーションの結果から初段の負荷抵抗は100kΩ以下が最低ラインになる。
ところが、5極管の電圧増幅回路では負荷抵抗が大きい方がゲインが大きく歪は小さくなる。
初段のB電圧をオリジナルST-70と同じ300Vとすると負荷抵抗100kΩでは歪が大きく最適なポイントが探せない。
また、スクリーングリッドへ抵抗1本で電圧を供給するとここも最適ポイントを探すネックになる。
そこで、まずスクリーングリッドの電圧をツェナーダイオードで固定してシミュレーションをしてみた。
結果は
1、スクリーングリッドの電圧を高くすると歪が大きくなる35Vから40Vくらいで十分。
2、B電圧は200V程度で十分な出力が得られ歪も少なくなる。
3、プレード電圧はPK分割段と直結になるので100V程度が良い。
以上の事が分かってきた。
Posted by はりー at 16:57│Comments(0)
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